大洗旅行記その2・ガルパン街なかかくれんぼが"未"コンプだった。
GWの大洗旅行で、私にとってもメインイベントの一つになったのが、大洗の商店街などで行われいている「ガルパン街なかかくれんぼ」企画。これに参加しているお店54軒・キャラボード53名分(西住殿は2パターンある)をコンプした…と思い込んでいたら、このエントリを書いてる最中に2軒逃してしまっていたことに気づいた…おおぅ。というわけで相当な脱力感に見まわれつつ、今さら引き下がるわけにもいかないので、それらをこのエントリに記録しようと思う。
同企画の案内図は、大洗観光協会サイトのガールズ&パンツァー特設ページでPDFファイルをダウンロードできる。
http://www.oarai-info.jp/girls-und-panzer/
ただし、休店日やお店の方々の遊び心により、時々担当の店頭から他所に「出張」や「待機」していることがある。案内図は参考にしつつ、こういった「遊び」が発生してるかどうか見つけるのもお楽しみになった。
以下、タイトル頭の番号は案内図に準ずる。なお私はこの順番通りに廻ったわけではない(他にも色々と寄り道しながらだったので)。
01 エルヴィン (和泉屋米穀店)
商店街からやや離れた位置にあるが、大洗駅から商店街方面に行く(もしくはその逆でも)時に寄り道すれば良いかと。前回のエントリのアプリを使用していれば、県道106号のポイントから近い場所となる。
この後のお店でも同様だが、手作り感あふれるPOPが店を飾っていることが多い。ここでは「遠いところまでお越しくださりありがとうございます」というおもてなしの言葉で、大洗のお店の方々の雰囲気をまず感じることができる。III突注意のステッカーもキャラと合わせた遊び心があって笑ってしまった。
02 おばあ (酒井屋)
ここではおばあのイメージにピッタリのおはぎが売られていて、かなりの人気商品だった模様。前回のエントリに写っていたように、GW後からは冷泉さんが遊びに来ていた。
03 審判員B子 (大黒屋)
どちらかと言うと旅行客向けではなく地元の方々が主な顧客と思われるお店も結構参加してらっしゃった。そういうお店の場合、私は写真を撮らせて頂いて次へ…となってしまうことが多かったが、他のファン達の中にはお店の方々と交流して行くケースも多かったとのこと。
04 ぴよたん (ラーメン食堂藤乃屋)
まさかの外してしまった1軒がここでした…ぴよたんさん&藤乃屋さん申し訳ございません。とりあえず「ぴよたん 藤乃屋」の画像検索結果ページのリンクを載せておきます。次回大洗に行ったら必ず訪れます。
05 大野あや (お好み焼き「道」)
お店の中の人(右のお方)が店の外でずっとファンたちに声をかけたりお話されてたりしていたのが印象的だったお店。中の人(秋奈さん)のサイン入り戦車モデルも店頭に飾られていて、お店の方が実に誇らしげに紹介しくださったのが微笑ましかった。
06 スズキ (小沼酒店)
酒屋さんが何軒か参加してらっしゃったが、流石にどのお店でも大洗の酒造・月の井さんとガルパンのコラボ商品をプッシュしてらっしゃった。ここでも「撃破率百二十%」のチラシが多数貼りだされていた。
07 金春希美 (三村時計店)
今回私はガルパン仕様のレンタサイクルで痛車デビューを果たす予定だった(そして実行できた)ため、サングラスをあらかじめ持参していたのだが、予想外の強い日差しなどに見舞われたらここを利用すると良いのかも。
08 丸山紗希 (大勘荘)
ここも自力で発見するにはやや難所と思われる。ここと藤乃屋さんとが近いようなので、セットで訪れれば良いかも(自戒を込めて)。
09 審判員C子 (ヨシモトストア)
地元密着っぽい衣類や雑貨のお店。
10 猫田 (髭釜マルシェ)
「髭釜マルシェ」が何のお店かわからなかったのだが、後で調べたところ「空き店舗を利用した産直市」などが開催される企画スペースになっているとのことらしい。
髭釜マルシェについての記事。参考までに。
http://www.asahi.com/news/intro/TKY201212230700.html
11 秋山好子 (酒のプラザ)
他の参加酒店に比べると大型のお店。旅の途中で「とりあえずビール」を呑みたいときなど、ナショナルブランドの商品等を買うにも便利かも。
12 ツチヤ (豊年屋機工部)
残念、欠席か…
と思いきや、あんなところに。こういう場合もニヤニヤできてしまった。
13 秋山淳五郎 (カットアイ)
秋山殿の父上のご担当は床屋さん。まさに適材適所。
14 ナカジマ (ブリアン)
ここではソーセージ+コロッケ+焼きそばパンでポルシェティーガーを模した、その名も「ガルパン」を販売していた。他のお店も含めて、ガルパンにちなんだ食べ物などはまた別エントリで。
15 新三郎 (常陸屋)
蕎麦・うどんのお店。個人的な印象だが、新三郎さんはこういう和風な構えのお店が似合う気がする。なんとなく。
16 オレンジペコ (ヴィンテージクラブムライ)
酒屋さんで、店内で生ビールやコーヒーなどを飲める。紅茶はなかったけど。私はここで一息入れさせて頂いた。
17 五十鈴華 (たかはし)
大洗名物の「みつだんご」のお店。素朴でほっと出来る味、そして結構なボリュームがある。美味かった。
18 佐々木あけび (タグチ)
模型店だけあって、ガルパンに登場した戦車が店頭に多数飾られていた。
おりょうさんオススメ、和菓子屋さんのあんぱんは餡が美味しい。
20 五十鈴百合 (福本楼)
和装のお母様は、宿の女将さんと言われても全く違和感がない。
21 近藤妙子 (魚忠忠心)
作品にも映ったお店。右側の小道を奥に入ると、同店経営の魚料理店がある。残念ながら私は訪れる余裕がなかったが、地元で採れる海産物や常陸牛などを使った料理がかなり美味しいと人気の模様。
22 園みどり子 (大進)
こちらも作中に登場したお店。蕎麦屋さんも複数参加してた業態。
23 カエサル (加藤豆腐店)
これを撮った時は休業中だったため店の脇にいるが、通常は店頭に置かれている。
24 磯辺典子 (鳥孝)
焼き鳥系や揚げ物系の肉類のおかずが売られていて、その場で食べられるよう店先にテーブルと椅子が置かれていた。ちょっとしたことだけど、ファンへの心配りをされているお店が多く、そういったところもファンが喜ぶポイントだったと思う。
25 宇津木優季 (黒沢米穀店)
大洗オリジナルの日の出米やそれを使った揚げもちなどを販売。他のお店でもこの大洗のお米を使った商品を作っているところが多かった。東日本大震災後、地元の活性化にと力を入れている特産品の一つとして活用してらっしゃるとのことだった。
26 左衛門佐 (江口又新堂)
書店&薬局。左の方には手書き等身大でチョンマゲヅラをかぶった左衛門佐さんも。
27 武部沙織 (カワマタ)
いろいろなお惣菜のお店。「さおりんの肉じゃが」(持ち歩きしやすいカップ入り)も販売。店の中でも食べられるようテーブルと椅子が置かれていて、私もそこで肉じゃがを頂いた。
私は最初、案内図を見ずにできるだけ自力で発見しようとチャレンジしていたが、27・28・29のご近所3軒と、30のお店は発見することができなかった。商店街からちょっと外れた場所に位置している。
28 河嶋桃 (石福)
桃ちゃんはフルーツ担当、ということなのか串にさしたパイナップルが売られていた。これも食べ歩きに便利。
29 アッサム (国井屋)
アッサムさんはここでは日本茶のご担当。27~29のご近所3軒で、肉じゃがから甘いものを食べて最後にお茶の試飲を頂くという流れが完璧。オススメ。
30 ホシノ (カジマ)
先にも書いたとおり、個人的にはここも自力発見の難所だった。工場直売の地元特産品の干物や惣菜などを販売。
31 後藤モヨ子 (スルガヤ)
薬局さん。旅行中のケガや体調不良時にはどうぞ。
32 西住みほ (坂本文具店)
ガルパン関連の文具系グッズも一部販売。大洗復興支援のガルパン仕様缶バッジも購入できる。西住殿はもう1パターンが別のお店にもある。
33 アンチョビ (やまと)
本編では登場が(ほぼ)なかったアンチョビさんも、この企画には堂々の参戦。案内図が作成された当時は2階に潜んでいた模様。
34 ダージリン (肴屋本店)
聖グロリアーナ女学院チーム戦車に突っ込まれた縁起の良い宿。チームによる破損を責任もってお詫び?というわけかどうかはわからないが、隊長のダージリンさんがご担当。紅茶セットも一緒に用意しているお店の遊び心が楽しい。
35 蝶野亜美 (月の井酒造)
教官殿は地元の酒造さんに。大洗の多くの酒店や飲食店で取り扱われている。
ガルパンとのコラボ純米酒「撃破率百二十%」を見ると、教官殿にすげー似合う気がする。
36 篠川香音 (浜野屋)
こちらも干物屋さん。さすが海辺の町。
37 ケイ (飯岡屋水産)
干物など海産加工物の製造・卸・直売店。比較的大きいお店。酒のツマミにも合う商品多数。
38 西住まほ (さかなや隠居)
お姉ちゃんは割烹旅館に。戦車に突っ込まれた割烹旅館・肴屋本館と関係があるのかは、調査不足により不明。サイトによると施設改装中のため宿泊はお休み中、飲食は可能とのこと。
39 小山柚子 (県信大洗支店)
銀行さんはGW中お休みのため、店舗外にてお出迎え。スタンプラリーのポイントの1つでもある。
40 逸見エリカ (かま家)
地元産の魚介類を中心とした寿司や郷土料理のお店。
41 坂口桂利奈 (大久保酒店)
ここで知ったのだが、蒼樹うめ先生と水戸の明利酒類とのコラボうめ酒・うめワインというのもあり、こちらのお店では同じく明利酒類とガルパンコラボのお酒「聖地巡礼 in 大洗」(梅リキュール)とともに並べて販売されていた。つい両方買ってしまった。
42 秋山優花里 (年宝菓子店)
こちらの店主さんは、大洗女子学園の校章を模した飴菓子「増加装甲飴」を作られたことで有名になられた模様。私が訪れた時はすでに完売だった。リゾートアウトレットのまいわい市場でも販売されていることがある。
43 ナオミ (あんばいや)
蕎麦屋兼民宿のお店。 他からちょっと離れたところにあるが、商店街を繋ぐ通りにあるので見逃すことは少ないと思う。
44 河西忍 (森屋菓子店)
こちらのお店も撮り逃してしまった…しかも、訪れたのに撮り忘れたというアホっぷり…河西さん&森屋さん本当に申し訳ございません。コラボ商品3点セット美味しかったです。
店内のPOPを撮らせて頂いていたので、代わりにそちらを。こちらのPOPもだが、他でも「ファンが手作りして提供したPOP」というのを結構見かけ、なかなか面白い現象というか関係だなと思った。それらについてはまた別エントリで触れてみようと思う。
45 カチューシャ (さかげん)
カチューシャは酒屋さん。酒に強そうなお国の方っぽいしね。未成年だけど。こちらのお店では撃破率百二十%が完売してた。
46 ノンナ (森寅)
ノンナはカチューシャのすぐ近くのお店。なんとなくニヤニヤしてしまった。
あと私は何故かこちらのお店で「パソコンに強そう」というわけのわからない見立てをされて声をかけられ、店のパソコンの設定をお手伝いすることになった。フレンドリー過ぎるだろ大洗民。なお私はパソコンの大先生とは程遠い知識だった+後の用件のため、上手く設定できたか不明のまま時間切れで店を後にした。大丈夫だったんだろうか。
47 西住しほ (さまた接骨院)
師範まさかの負傷。いや接骨院の宣伝のためこの格好をしておられたのかも。
48 ももがー (ウスヤ精肉店)
会長が遊びに来ておられたためツーショット。各種串カツが美味しい。訪れたファン達が町めぐりをしながら食べやすいようにと、串カツを商品化したとおっしゃってた。また、カツの衣も大洗の米を使ったものを、と考案されたとのこと。素晴らしい。
49 角谷杏 (丸五水産)
さすが会長、きっちり移動届を掲示しておられた。あんこう踊りの刑が怖かったのでちゃんとウスヤ肉店さんに行って来ましたよ会長。
と言いつつ別の日にも改めて伺ったところ、〇五式戦兵という名の煎餅が売られていたのでお買い上げ。
50 山郷あゆみ (新屋酒店)
こちらも酒屋さん。撃破率百二十%の上に見えるのは、同じ月の井さんの「ガルパン 飲み比べセット」。
51 冷泉麻子 (大洗ホテル)
ガルパンと大洗の関係や思い入れを綴ったブログエントリがはてブで人気エントリになっていたホテル。冷泉さんの名刺まで作られ、名刺交換して頂ける。また、こちらもスタンプラリー企画のポイントの1つになっている。
私もここのガルパン応援プランを利用して宿泊した。大洗磯前神社と海に近く、改装したばかりの部屋も綺麗で使い心地が良かった。また、特典のモーニングティーを1Fの海に面したラウンジで頂きながら、ホテルの方に東日本大震災当時のお話を伺った。津波による被害の生々しい体験談を聴きつつ、よくここまで復興したものだと改めて感じ入った。現在の大洗の頑張りを見る際に、心のどこかに留めておきたい事だと思った。
52 アリサ (小林楼)
こちらも大洗磯前神社近くの海辺にある旅館。アリサさんの右に西住殿の痛自転車(レンタル)に乗った怪しげな人影が写り込んでいるのは、あまり気にしないで頂きたい。
53 澤あずさ (いそや)
こちらも地元の海鮮料理屋さん。せっかくなので西住殿の痛自転車とのショット。大洗名物のあんこう汁のシーズンは3月頃までとのことなので、またそのシーズンに訪れてみたい。
54 西住みほ (シーサイドホテル)
こちらも大洗磯前神社近くの海辺のホテル。そして最後は主人公の西住殿(2パターン目)。こっちでも変なのが写り込んでしもうたが、西住殿の車両ということで気にしない事にする。
以上、改めてまとめ直してみると54ヶ所というのは結構な数がある(私は1ヶ所逃してしまったが…)。でも大洗の町並みを眺めたり、お店の方々やお客さまたちと交流したりしながら、いろんなお店で買い食いしたり休憩させて頂いたりしていると、あまり疲労は感じずに廻ることができたと思う。
まあ私は前掲のようにレンタサイクルを利用したということもあったと思うけど。というわけで、せっかくなのでガルパン仕様の痛自転車を利用してみるのも、自分の限界を突破してみたいガルパン道新兵の処刑…もとい諸兄にはオススメ。私も今回が痛(自転)車デビューだったのだが、率直なところ思いのほか気持ち良いという感想を抱いたのは、GWの良い天気のおかげだけではないだろう。周りからの「西住殿の車両に乗るとかうらやましけしからん」「もうアイツの嫁で良いよ」というアツい羨望の眼差しが実に心地よかった。(勘違いです)