私的な備忘録

どちらかと言うと個人的な趣味・興味についてつらつらと。

大洗観光&ガルパン聖地巡礼マップ(Googleマップ)を更新した。

昨年5月20日付けのエントリにて、大洗のガルパン関連地図(「ガルパン街なかかくれんぼ」参加店さん+聖地巡礼アプリのポイント)をGoogleマップで作成していたが、その後の大型企画「ガルパン街なか戦車せいぞろい!」の参加店さんの情報をずっと更新していなかった。私自身がそれらの店舗を巡る機会を作れなかったためだが、このままだと我ながらずるずると先延ばしにしてしまいそうな気がする。

そこで今さらながら、「ガルパン街なか戦車せいぞろい!」の参加店さんの位置情報を加えてマップを更新した。


より大きな地図で 大洗観光&ガルパン聖地巡礼マップ を表示

  • オレンジ色のアイコン:「ガルパン街なかかくれんぼ」参加店舗。キャラクターパネルを展示している店頭写真を添付。公式マップは大洗観光協会ガルパン特設ページからダウンロードできる。説明文中の付番は公式マップに倣った。
  • ピンク色のアイコン:「ガルパン街なか戦車せいぞろい! 」参加店舗。こちらも公式マップは大洗観光協会ガルパン特設ページからダウンロードでき、説明文中の付番は公式マップに倣った。
  • 水色のアイコン:「舞台めぐり ガールズ&パンツァー編」チェックポイント。作中登場シーンとほぼ同じ構図+アプリ機能のキャラ同時撮影で撮った写真を添付。各ポイントの名称はアプリ上のものに準じている。

今回追加したお店さんは未訪問のため、マップ上は位置情報のみで写真はない。ゴールデンウィークやそれ以降にでも大洗を訪れる際に同企画の戦車パネルコンプにチャレンジしてみたい。

【参考】

大洗観光協会『よかっぺ大洗』

http://www.oarai-info.jp/top.htm

舞台めぐり(聖地巡礼支援Android用アプリ)

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.linknetwork.anitrip

新選組ゆかりの聖地(多摩エリア)を自転車で巡礼してみた。

少し前に司馬遼太郎の『燃えよ剣』と『新選組血風録』を読み直しながら登場する場所を地図で眺めていたところ、新選組の中核となった人たちの出身地である多摩エリアには、彼らにまつわる史跡が多摩川を挟んでいくつか現存していることを知った。それらは多摩川(のサイクリングコース)からそう離れていないところにあり、自転車でアクセスしやすく巡って回るとサイクリングに程よいルート・距離になるように思えた。そこで先日、多摩エリアにある新選組ゆかりの(聖)地を実際に自転車で巡ってみた。

スタートは近藤勇の墓地(龍源寺)と生家跡(近藤神社)。

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何の前触れもなく近隣の風景に溶け込むように道路沿いにあり、うっかりしてると通り過ぎてしまいそうになるほどの存在感。日野市の土方歳三の祀り上げっぷりと比べるとかなり寂しい感じがした。ただ場所はいずれも三鷹市野川公園のすぐ前、調布飛行場ICUの間あたりで、周辺の環境はとても良い。

次に近藤勇が天然理心流の宗家襲名披露の野試合を行った大國魂神社(府中)へ。『燃えよ剣』の序盤で登場し土方歳三があんなことやこんなことをする舞台でもある。

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この辺りは日野と同じく甲州街道沿いの宿場であり、日野宿と府中宿は多摩川を挟んで隣接する位置関係になる。

ここから近藤や土方らが天然理心流の江戸道場(試衛館)と日野道場を行き来する際に利用したであろう甲州街道(現在は国道20号に継承)を走り、多摩川を渡ってすぐの土方歳三の墓地(日野市・石田寺)と生家跡(日野市石田町)へ。

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生家跡はご子孫が在住しつつ一部を資料館として月に2回公開している。この日は公開日ではなかったので後日改めて行く予定。歳三の愛刀・和泉守兼定も5月半ばまで公開されているらしいので(年に一度、一ヶ月間程度の限定公開)。

続いて日野駅近くの日野宿本陣と、日野市立新選組のふるさと歴史館へ。日野宿本陣は甲州街道・日野宿で公家・大名・旗本等の専用宿だった所であり、天然理心流や新選組とも深い関わりを持つ屋敷でもある。

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敷地内に天然理心流の道場が設けられ近藤や土方らが稽古に励んだり、歳三の姉の嫁ぎ先で歳三も入り浸っていたことから、彼が昼寝をしたと伝えられる部屋もあった。

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なお明治になってから明治天皇も訪れたそうな。

近くにある新選組のふるさと歴史館には、新選組に関わる史料(近藤勇の書状など)をはじめ、明治以降に新選組発祥の地から反薩長閥的な自由民権運動が盛んな地へと変遷した歴史なども見ることができて予想外に面白かった。また新選組を題材としたコンテンツの歴史も展示され、1950年代の映画やマンガからはじまり、司馬遼太郎新選組血風録が及ぼした影響の絶大さや、初期の乙女系マンガ(実在の隊士が男装の女性になってたり架空の女性隊士がいたり)もあったりと、これらもとても面白かった。

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最後は関東三大不動の一つでもある高幡不動尊金剛寺土方歳三菩提寺だったこともあり、歳三の銅像や「近藤勇土方歳三顕彰碑」がある。

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顕彰碑は、文の撰者はもと仙台藩の儒者大槻磐渓、書はもと幕府典医頭・医学所長松本順であり、篆額はもと会津藩主・京都守護職松平容保が書いたもの、とのこと。寺内には他にも新選組の史料等が公開されているらしいが時間切れによりこの日の拝観は断念。寺の前で売っていた饅頭を頬張りつつ「土方歳三の涙」というよくわからんネーミングのサイダーを一気飲みして帰路へ。

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炭酸一気飲みはキツいと思いました(最後の感想はそこで良いのか?)。

大洗観光&ガルパン聖地巡礼マップをGoogleマップで作ってみた。

ガルパンの作中に登場した大洗の町の風景と「ガルパン街なかかくれんぼ」企画に参加されていた各お店の位置関係を把握できるように、それぞれの写真をGoogleマップ上から見られるように「聖地巡礼マップ」を作ってみた。地図上のアイコンをクリックすると写真が見られる。

Googleマップへのリンク:http://goo.gl/maps/tdbx3


より大きな地図で 大洗観光&ガルパン聖地巡礼マップ を表示

  • オレンジ色のアイコン:「ガルパン街なかかくれんぼ」参加店舗。キャラクターパネルを展示している店頭写真を添付。公式マップは大洗観光協会のガルパン特設ページからダウンロードできる。説明文中の付番は公式マップに倣った。
  • 水色のアイコン:「舞台めぐりβ ガールズ&パンツァー編」チェックポイント。作中登場シーンとほぼ同じ構図+アプリ機能のキャラ同時撮影で撮った写真を添付。各ポイントの名称はアプリ上のものに準じている。

それ以外のアイコンはその他の情報や観光スポット等を示している。これらは個人的な興味で加えたもので、今後も適宜追加・修正していく可能性あり。なお大洗駅やマリンタワー、アクアワールドなどガルパン関連の装飾や展示物等に遭遇できたところではそれらの写真も添付している。

各スポットに関するコメントは過去のエントリをご参照。

●大洗旅行記その1・ガルパン聖地巡礼支援アプリを使って町めぐりをしてみた。

http://wackyhope.hatenablog.com/entry/2013/05/10/123459

●大洗旅行記その2・ガルパン街なかかくれんぼが"未"コンプだった。

http://wackyhope.hatenablog.com/entry/2013/05/11/140545

今後大洗でガルパン関連の企画等が催されて、かつ私が行くことができた場合には、それらの風景等も追加していきたい。

【参考】

大洗観光協会『よかっぺ大洗』

http://www.oarai-info.jp/top.htm

舞台めぐりβ ガールズ&パンツァー編(聖地巡礼支援Android用アプリ)

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.linknetwork.anitrip

大洗旅行記その4・ガルパンでデビューした痛自転車&電車が想像以上に楽しかった。

以前のエントリにも書いたのだが、GWの大洗旅行(聖地巡礼)ではガルパン仕様のレンタサイクルを利用してみた。写真のように、前輪にあんこうチームのキャラ1名が描かれた計5タイプがある。

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私はいわゆる痛(自転)車というものに乗るのは初体験。正直これまではこういうものに手を出すのは恥ずかしいし、完全に何かの一線を超えてしまうような気がしていた。しかし今回は「大洗はガルパンの聖地でありテーマパークみたいなものだ」と自らに言い聞かせ、ここでしか味わえないお楽しみの乗り物として試してみることに。さらにここぞとばかりに午前は西住殿仕様、午後は秋山殿仕様で大洗の街を走り廻ってみた。

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スタンプラリーのポイントの一つ・アクアワールドは、市街地からは距離があるので歩いて行くのはちょっと大変だけど、西住殿の車両(自転車)で海岸沿いを走りながら行くと気持ち良かった。

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こちらは秋山殿仕様。秋山殿ー!俺だー!パンツァー・フォーしてくれー! 

実際に乗り始めてしばらくしてくると、乗ってみる前に思っていたような恥ずかしさとか一線超えちゃう感よりも、こそばゆいような気分がありながらも案外気持ち良いという感覚の方が強くなっていった気がする。特に街なかかくれんぼ企画の中心になっていた商店街などでは、すれ違うのはほとんどが聖地巡礼のファン(と思われる方々)だったし、お店の車や地元のタクシーなどもステッカー等で装飾したプチ痛車仕様になっていたものも多く、「あ、これは大丈夫だ」という安心感(都合の良い認識の変換とも言う)が生じたのだと思う。むしろ周りの視線が、西住殿や秋山殿の車両に乗っている自分への羨望の眼差しに思えるくらいに脳内変換が捗り、これはクセになりそうかもとすら思ってしまった。ヤバい。

 

もう一つ今回の大洗旅行で初体験になったのが、ガルパン仕様の痛電車。

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広告媒体としてのラッピング車両には都内などでも乗ったことはあるが、この鹿島臨海鉄道の車両のように細部にまでガルパン一色で装飾を施し、作品との繋がりが強く感じられるようなものは初めてだった。

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こちらは反対側。

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近づいて見るとこんな感じ。

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西住殿役・渕上舞さんのサインも。

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列車の中もあちこちにいろんなキャラがいる。

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網棚の上も。

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吊り広告のスペースも。

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さらには天井も。

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お手洗いにはこちらに*を向けたカバさんが。ある意味的確な配置と言えるかもしれない。

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車内などを撮影する際には他のお客さまのご迷惑にならないように注意。

また鹿島臨海鉄道さんはこの車両だけでなく、大洗の駅にも色々と仕込みをしていて面白かった。

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戦車がお出迎えしてくれたり、

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あんこうチームのメンバーがホームでかくれんぼしてたり。

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例の横断幕は改札を入ってすぐ。

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駅員さんたちのスペースもごらんの有様だよ

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駅の案内所にはご丁寧に、第4話の市街戦でのルートを「想定」した地図が貼り出されていたり。

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大洗を訪れたガルパンの声優さんたちの写真やサイン、メッセージなどが多数飾られているかと思えば、

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鹿島臨海鉄道の社員さんによる力作模型やファン達からの寄贈品も多数飾られていた。

 

大洗の町では商店街などを中心にガルパンとの繋がりを様々に見ることができる工夫や企画などが施されているが、そこに至る玄関口の大洗駅をはじめ移動手段である電車やレンタサイクルなどもガルパン一色にできるようになっている。そしてそれらは出来合いのものや他人任せで作ってもらったものをただ並べたりするというのではなく、町や関係者の方々が自分たちで積極的にノリノリで作り上げたものなんだろうなと感じられた。この辺りがガルパンに対する大洗の凄いところだなと思う。おかげでそれらを利用してみた私は、初めての聖地巡礼というものにすんなり入り込み、終始気分が盛り上がりっぱなしだった。

 

以下おまけ。

ガルパン作中には部分的にしか登場しない大洗磯前神社だが、ファン達が作品と大洗の発展を祈る絵馬を多数奉納していて、ここも聖地と呼べる場所の一つになっているように見受けられる。(スタンプラリーのポイントの一つだったということもあるだろうけど。)

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聖グロリアーナ女学院戦で市街戦へと切り替わる際にくぐった鳥居(一の鳥居)の正面側。奥の左上に登る坂道から戦車が進んできた。この坂道を登ると実際には神社社殿に向かう。

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大洗磯前神社の拝殿。左手(写真の枠外)に絵馬掛がある。

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奉納された絵馬の数々。ガルパンファンと思われる方々からのイラスト付きの絵馬も多かった。こういう絵馬を生で見たのは初めてだったが、作品だけでなく大洗の復興・発展を祈願するという主旨の事も書かれているものが多いことに、素直に感心した。

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 大洗磯前神社には前掲のものとは別に2つの鳥居がある。こちらは海側に向かって構える二の鳥居。奥の階段を上ると先ほどの社殿がある。

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そしてもう一つ、海上の岩の上にある神磯の鳥居。日の出の頃に行くとこの写真のような光景が見られて心地良いのでオススメ。

大洗旅行記その3・大洗の方々と作品やファンとの交わりが興味深かった。

今回の大洗旅行ではGW直後の平日も滞在した。おかげで、日常に戻りつつも観光客で賑わったGWからの余韻に浸り、興奮冷めやらぬ町の方々の様子や会話を聴くことができた。中でも、お店の方々と他所から訪れたファン達との間での交流や協力関係のようなものができていたことを知り、これがとても面白かった。このエントリではそれらのことを書こうと思う。

まず大洗を訪れてまだ間もない時に立ち寄った大洗名物「みつだんご」のお店・たかはしさんで、居合わせたかなりご高齢の女性のお客さまが、「ほんとガルパン旋風だねぇ」とおっしゃってたことにすげーと思った。失礼ながら結構なお歳に見受けられアニメなどとは縁が無さそうに思えたからで、こういった方々からもさらっと「ガルパン」やら「秋山殿」なんて言葉が出てくることに、この町の方々は本当によく知ってらっしゃるんだなと嬉しくなった。

写真はウサギさんチーム・大野あやさんのパネルご担当・お好み焼き「道」さんの店頭に飾られていた、声優・秋奈さんのサイン入り戦車モデル。お店の方が実に誇らしげに紹介してくださった。

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またGW直後には、小学生のお子さまの家庭訪問があったと言う女性から、担任の先生もGW中に「街なかかくれんぼ」にチャレンジしたというお話も。というのも、「これだけ盛り上がっていて、せっかく地元の人間なのだから」ということだったそうな。企画に直接関わってなかった人たちも、地元の話題・盛り上がりとして参加しようという気持ちが伝播していってるのかもしれない。

こちらの写真は地元のタクシーで「あんこうタクシー」を名乗る車両。これを撮らせて頂いたときは「聖地巡礼中」のファンの方の貸切だった様子で、ファンと運転手さんとお店の方々が談笑してらっしゃった。運転手さんご本人のツイートによると、その方のご活躍?により社内でもガルパンの布教活動が進んでいるらしい。

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そして街なかかくれんぼに参加されたお店の方々の多くが、「あっちのお店はあんなの作ってたよ」「こっちのお店ではこんなことやってたわよ」みたいな情報交換をしながら、「いろいろ考えてやってるのがどんどん楽しくなってきた」「もっと勉強しなきゃね」と笑いながら語り合ってたのがとても印象的だった。ご高齢の方々も、「子どもや孫やファンの方々に教えてもらいながらでね」とおっしゃりながらも、商品や飾られているPOPと作品との繋がりについて色々とお話してくださったり、「使い方がよくわからなくてごめんなさいね」と言いつつファンから提供されたという編集された映像を動画プレイヤーで見せてくださったりしたことなどに、私は感心しきりだった。本当に多くの方々が一緒に新しいことに前向きに、そして楽しそうに取り組んでらっしゃるように感じられた。

こちらははてブでも人気エントリになった大洗ホテルさんのアルバイト・冷泉さん名刺。商店街の方々の間でも「若い人はいろいろ考えるわねー」と話題になっていた。

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とは言うものの、最初から皆がよく勉強して知識を持っていたというわけではないらしい。当初は、ファンが来たら写真撮ってもらってそれでおしまい、という程度に考えていたお店の方もいらっしゃったようだ。しかしGWに訪れるファンの多さと熱心さに、「これは今までのような考えではダメなのでは」と思い至り、様々な工夫を凝らし始めたところもあったとのこと。ただその状況が、先にも書いたような店同士やファンとの情報交換を促していったという面もあったのかもしれない。いずれにしても、途中から方針転換を考えてそれを実行していったところも凄いなと思った。

参加されているお店の多くに手作り感あふれる商品ディスプレイやPOPがあり、かなり制作技術が高そうなものや、恥ずかしながら私は知らなかったようなキャラ設定と商品とを結びつけた紹介文なども多く見ることができた。最初はそれらを全てお店の方々が作られたのかと思って大洗民凄過ぎだろ…と感じたりしていたが、実際には訪れたファン達がお店のためにアイディアを出したり自作したものを提供したケースも多かったとのことだった。しかしそれはそれで、お店の方々とファンとの交流が単なるおしゃべりだけにとどまらず、一緒になって町や作品を盛り上げ楽しもうという様子を伺うことができ、とても興味深く感じた。

例えばこちらは、ももがーちゃんが串かつを食べつつオススメしてくれているウスヤ精肉店さん。

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店の中には作品中でアリクイさんチームが串かつを食べているシーンが。これもファンからの情報・資料提供。また、ファンが食べ歩きやすいようにというウスヤ精肉店さんのおもてなしの心もあり、串かつを販売するようになったとのこと。さらにかつの衣には地元の米粉を使い、震災からの復興のため地元産のものを使い食べてもらいたいという気持ちが込められているとのことだった。 

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こちらはカステラなどを販売している森屋菓子店さん。丸山紗希ちゃんとカチューシャ、そしてお店の看板娘(担当パネル)の河西忍さんをイメージしたお菓子が並んでいるが、それらを紹介するこのPOPもファンが自作し提供したものだとのこと。

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丸山さんがきんつば好きだということ(公式設定)とか河西さんがひたちなか市出身(こちらも公式)だとか、知らんかった。また、「シベリア」というお菓子(カステラで羊羹をサンドしたようなもの)も、見たことはあったが名前は初めて知った。それをカチューシャと絡めた上で遊びのあるPOPに仕立てるファンや、これらを受けてお菓子を販売するお店との協力関係も面白いと思った。

またこちらは日本茶を販売している国井屋さん。普段は紅茶を嗜むアッサムさんが日本茶を手にする姿を描いたのもファンからの提供物とのこと。

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そしてここでも丸山さん登場。昆布茶が好き(公式設定、知らなかった)という渋い趣味からの抜擢だそうですが、これもファンからの情報と制作物の提供があったそうだ。

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ここに載せたもの以外にも、ファンとお店との交流から生まれた商品のアイディアや店内の陳列、POPなどはたくさんあったと思う。こちらの丸五水産さんなどもその一例。

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もちろんお店の方々ご自身が作られたものも多数あり、それらの気合の入り方もなかなか凄いと感心した。一方で、今まで身近ではなかったアニメとの繋がりで商品を考案したり店内の飾り付けをするのが得意ではないお店があるのも実際のところだったようだが、そういうお店に対してファンが積極的に関わり様々な情報やアイディアや自作物を提供したというその関係は、とても面白いことだと思う。

ガルパンをきっかけとした大洗の町興し、震災からの復興という報道をいくつか見かけ、それらの中で町と作品側との橋渡し役になられた方が常におっしゃっていた「町の人達にも楽しんでもらいたい」という話が印象に残っていた。そして今回大洗を訪れて、参加したお店の方々も実際に楽しんでらっしゃるように感じた。お店の方々が楽しんでいるからファンも積極的に関わりたくなるのだろうし、お店とファンとが一緒になって何かを作り上げていく中で、さらに両者ともに楽しさが増していくのかなと感じた。

大洗旅行記その2・ガルパン街なかかくれんぼが"未"コンプだった。

GWの大洗旅行で、私にとってもメインイベントの一つになったのが、大洗の商店街などで行われいている「ガルパン街なかかくれんぼ」企画。これに参加しているお店54軒・キャラボード53名分(西住殿は2パターンある)をコンプした…と思い込んでいたら、このエントリを書いてる最中に2軒逃してしまっていたことに気づいた…おおぅ。というわけで相当な脱力感に見まわれつつ、今さら引き下がるわけにもいかないので、それらをこのエントリに記録しようと思う。

同企画の案内図は、大洗観光協会サイトのガールズ&パンツァー特設ページでPDFファイルをダウンロードできる。

http://www.oarai-info.jp/girls-und-panzer/ 

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ただし、休店日やお店の方々の遊び心により、時々担当の店頭から他所に「出張」や「待機」していることがある。案内図は参考にしつつ、こういった「遊び」が発生してるかどうか見つけるのもお楽しみになった。

以下、タイトル頭の番号は案内図に準ずる。なお私はこの順番通りに廻ったわけではない(他にも色々と寄り道しながらだったので)。

01 エルヴィン (和泉屋米穀店)

商店街からやや離れた位置にあるが、大洗駅から商店街方面に行く(もしくはその逆でも)時に寄り道すれば良いかと。前回のエントリのアプリを使用していれば、県道106号のポイントから近い場所となる。

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この後のお店でも同様だが、手作り感あふれるPOPが店を飾っていることが多い。ここでは「遠いところまでお越しくださりありがとうございます」というおもてなしの言葉で、大洗のお店の方々の雰囲気をまず感じることができる。III突注意のステッカーもキャラと合わせた遊び心があって笑ってしまった。

02 おばあ (酒井屋)

ここではおばあのイメージにピッタリのおはぎが売られていて、かなりの人気商品だった模様。前回のエントリに写っていたように、GW後からは冷泉さんが遊びに来ていた。

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03 審判員B子 (大黒屋)

どちらかと言うと旅行客向けではなく地元の方々が主な顧客と思われるお店も結構参加してらっしゃった。そういうお店の場合、私は写真を撮らせて頂いて次へ…となってしまうことが多かったが、他のファン達の中にはお店の方々と交流して行くケースも多かったとのこと。

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04 ぴよたん (ラーメン食堂藤乃屋)

まさかの外してしまった1軒がここでした…ぴよたんさん&藤乃屋さん申し訳ございません。とりあえず「ぴよたん 藤乃屋」の画像検索結果ページのリンクを載せておきます。次回大洗に行ったら必ず訪れます。

https://www.google.co.jp/search?q=%E5%A4%A7%E6%B4%97%E3%80%80%E3%81%B4%E3%82%88%E3%81%9F%E3%82%93%E3%80%80%E8%97%A4%E4%B9%83%E5%B1%8B&safe=off&qscrl=1&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=FJ6NUbXKJoXckgX71oCwAw&ved=0CAoQ_AUoAQ&biw=1150&bih=945#safe=off&qscrl=1&tbm=isch&sa=1&q=%E3%81%B4%E3%82%88%E3%81%9F%E3%82%93%E3%80%80%E8%97%A4%E4%B9%83%E5%B1%8B&oq=%E3%81%B4%E3%82%88%E3%81%9F%E3%82%93%E3%80%80%E8%97%A4%E4%B9%83%E5%B1%8B&gs_l=img.3...33325.33325.0.33568.1.1.0.0.0.0.84.84.1.1.0...0.0...1c.1.12.img.JgqlaiIwn0k&bav=on.2,or.r_cp.r_qf.&bvm=bv.46340616,d.dGI&fp=1180863dc1e6db33&biw=1150&bih=945

05 大野あや (お好み焼き「道」)

お店の中の人(右のお方)が店の外でずっとファンたちに声をかけたりお話されてたりしていたのが印象的だったお店。中の人(秋奈さん)のサイン入り戦車モデルも店頭に飾られていて、お店の方が実に誇らしげに紹介しくださったのが微笑ましかった。

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06 スズキ (小沼酒店)

酒屋さんが何軒か参加してらっしゃったが、流石にどのお店でも大洗の酒造・月の井さんとガルパンのコラボ商品をプッシュしてらっしゃった。ここでも「撃破率百二十%」のチラシが多数貼りだされていた。

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07 金春希美 (三村時計店)

今回私はガルパン仕様のレンタサイクルで痛車デビューを果たす予定だった(そして実行できた)ため、サングラスをあらかじめ持参していたのだが、予想外の強い日差しなどに見舞われたらここを利用すると良いのかも。

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08 丸山紗希 (大勘荘)

ここも自力で発見するにはやや難所と思われる。ここと藤乃屋さんとが近いようなので、セットで訪れれば良いかも(自戒を込めて)。

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09 審判員C子 (ヨシモトストア)

地元密着っぽい衣類や雑貨のお店。

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10 猫田 (髭釜マルシェ)

「髭釜マルシェ」が何のお店かわからなかったのだが、後で調べたところ「空き店舗を利用した産直市」などが開催される企画スペースになっているとのことらしい。

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髭釜マルシェについての記事。参考までに。

http://www.asahi.com/news/intro/TKY201212230700.html

11 秋山好子 (酒のプラザ)

他の参加酒店に比べると大型のお店。旅の途中で「とりあえずビール」を呑みたいときなど、ナショナルブランドの商品等を買うにも便利かも。

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12 ツチヤ (豊年屋機工部)

残念、欠席か…

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と思いきや、あんなところに。こういう場合もニヤニヤできてしまった。

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13 秋山淳五郎 (カットアイ)

秋山殿の父上のご担当は床屋さん。まさに適材適所。

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14 ナカジマ (ブリアン)

ここではソーセージ+コロッケ+焼きそばパンでポルシェティーガーを模した、その名も「ガルパン」を販売していた。他のお店も含めて、ガルパンにちなんだ食べ物などはまた別エントリで。

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15 新三郎 (常陸屋)

蕎麦・うどんのお店。個人的な印象だが、新三郎さんはこういう和風な構えのお店が似合う気がする。なんとなく。

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16 オレンジペコ (ヴィンテージクラブムライ)

酒屋さんで、店内で生ビールやコーヒーなどを飲める。紅茶はなかったけど。私はここで一息入れさせて頂いた。

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17 五十鈴華 (たかはし)

大洗名物の「みつだんご」のお店。素朴でほっと出来る味、そして結構なボリュームがある。美味かった。

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18 佐々木あけび (タグチ)

模型店だけあって、ガルパンに登場した戦車が店頭に多数飾られていた。

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19 おりょう玉屋

おりょうさんオススメ、和菓子屋さんのあんぱんは餡が美味しい。

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20 五十鈴百合 (福本楼)

和装のお母様は、宿の女将さんと言われても全く違和感がない。

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21 近藤妙子 (魚忠忠心)

作品にも映ったお店。右側の小道を奥に入ると、同店経営の魚料理店がある。残念ながら私は訪れる余裕がなかったが、地元で採れる海産物や常陸牛などを使った料理がかなり美味しいと人気の模様。

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22 園みどり子 (大進)

こちらも作中に登場したお店。蕎麦屋さんも複数参加してた業態。

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23 カエサル (加藤豆腐店)

これを撮った時は休業中だったため店の脇にいるが、通常は店頭に置かれている。

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24 磯辺典子 (鳥孝)

焼き鳥系や揚げ物系の肉類のおかずが売られていて、その場で食べられるよう店先にテーブルと椅子が置かれていた。ちょっとしたことだけど、ファンへの心配りをされているお店が多く、そういったところもファンが喜ぶポイントだったと思う。

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25 宇津木優季 (黒沢米穀店)

大洗オリジナルの日の出米やそれを使った揚げもちなどを販売。他のお店でもこの大洗のお米を使った商品を作っているところが多かった。東日本大震災後、地元の活性化にと力を入れている特産品の一つとして活用してらっしゃるとのことだった。

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26 左衛門佐 (江口又新堂)

書店&薬局。左の方には手書き等身大でチョンマゲヅラをかぶった左衛門佐さんも。

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27 武部沙織 (カワマタ)

いろいろなお惣菜のお店。「さおりんの肉じゃが」(持ち歩きしやすいカップ入り)も販売。店の中でも食べられるようテーブルと椅子が置かれていて、私もそこで肉じゃがを頂いた。

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私は最初、案内図を見ずにできるだけ自力で発見しようとチャレンジしていたが、27・28・29のご近所3軒と、30のお店は発見することができなかった。商店街からちょっと外れた場所に位置している。

28 河嶋桃 (石福)

桃ちゃんはフルーツ担当、ということなのか串にさしたパイナップルが売られていた。これも食べ歩きに便利。

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29 アッサム (国井屋)

アッサムさんはここでは日本茶のご担当。27~29のご近所3軒で、肉じゃがから甘いものを食べて最後にお茶の試飲を頂くという流れが完璧。オススメ。

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30 ホシノ (カジマ)

先にも書いたとおり、個人的にはここも自力発見の難所だった。工場直売の地元特産品の干物や惣菜などを販売。

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31 後藤モヨ子 (スルガヤ)

薬局さん。旅行中のケガや体調不良時にはどうぞ。

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32 西住みほ (坂本文具店)

ガルパン関連の文具系グッズも一部販売。大洗復興支援のガルパン仕様缶バッジも購入できる。西住殿はもう1パターンが別のお店にもある。

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33 アンチョビ (やまと)

本編では登場が(ほぼ)なかったアンチョビさんも、この企画には堂々の参戦。案内図が作成された当時は2階に潜んでいた模様。

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34 ダージリン (肴屋本店)

聖グロリアーナ女学院チーム戦車に突っ込まれた縁起の良い宿。チームによる破損を責任もってお詫び?というわけかどうかはわからないが、隊長のダージリンさんがご担当。紅茶セットも一緒に用意しているお店の遊び心が楽しい。

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35 蝶野亜美 (月の井酒造)

教官殿は地元の酒造さんに。大洗の多くの酒店や飲食店で取り扱われている。

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ガルパンとのコラボ純米酒「撃破率百二十%」を見ると、教官殿にすげー似合う気がする。

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36 篠川香音 (浜野屋)

こちらも干物屋さん。さすが海辺の町。

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37 ケイ (飯岡屋水産)

干物など海産加工物の製造・卸・直売店。比較的大きいお店。酒のツマミにも合う商品多数。

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38 西住まほ (さかなや隠居)

お姉ちゃんは割烹旅館に。戦車に突っ込まれた割烹旅館・肴屋本館と関係があるのかは、調査不足により不明。サイトによると施設改装中のため宿泊はお休み中、飲食は可能とのこと。

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39 小山柚子 (県信大洗支店)

銀行さんはGW中お休みのため、店舗外にてお出迎え。スタンプラリーのポイントの1つでもある。

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40 逸見エリカ (かま家)

地元産の魚介類を中心とした寿司や郷土料理のお店。

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41 坂口桂利奈 (大久保酒店)

ここで知ったのだが、蒼樹うめ先生と水戸の明利酒類とのコラボうめ酒・うめワインというのもあり、こちらのお店では同じく明利酒類とガルパンコラボのお酒「聖地巡礼 in 大洗」(梅リキュール)とともに並べて販売されていた。つい両方買ってしまった。

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42 秋山優花里 (年宝菓子店)

こちらの店主さんは、大洗女子学園の校章を模した飴菓子「増加装甲飴」を作られたことで有名になられた模様。私が訪れた時はすでに完売だった。リゾートアウトレットのまいわい市場でも販売されていることがある。

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43 ナオミ (あんばいや)

蕎麦屋兼民宿のお店。 他からちょっと離れたところにあるが、商店街を繋ぐ通りにあるので見逃すことは少ないと思う。

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44 河西忍 (森屋菓子店)

こちらのお店も撮り逃してしまった…しかも、訪れたのに撮り忘れたというアホっぷり…河西さん&森屋さん本当に申し訳ございません。コラボ商品3点セット美味しかったです。

店内のPOPを撮らせて頂いていたので、代わりにそちらを。こちらのPOPもだが、他でも「ファンが手作りして提供したPOP」というのを結構見かけ、なかなか面白い現象というか関係だなと思った。それらについてはまた別エントリで触れてみようと思う。

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45 カチューシャ (さかげん)

カチューシャは酒屋さん。酒に強そうなお国の方っぽいしね。未成年だけど。こちらのお店では撃破率百二十%が完売してた。

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46 ノンナ (森寅)

ノンナはカチューシャのすぐ近くのお店。なんとなくニヤニヤしてしまった。

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あと私は何故かこちらのお店で「パソコンに強そう」というわけのわからない見立てをされて声をかけられ、店のパソコンの設定をお手伝いすることになった。フレンドリー過ぎるだろ大洗民。なお私はパソコンの大先生とは程遠い知識だった+後の用件のため、上手く設定できたか不明のまま時間切れで店を後にした。大丈夫だったんだろうか。

47 西住しほ (さまた接骨院)

師範まさかの負傷。いや接骨院の宣伝のためこの格好をしておられたのかも。

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48 ももがー (ウスヤ精肉店)

会長が遊びに来ておられたためツーショット。各種串カツが美味しい。訪れたファン達が町めぐりをしながら食べやすいようにと、串カツを商品化したとおっしゃってた。また、カツの衣も大洗の米を使ったものを、と考案されたとのこと。素晴らしい。

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49 角谷杏 (丸五水産)

さすが会長、きっちり移動届を掲示しておられた。あんこう踊りの刑が怖かったのでちゃんとウスヤ肉店さんに行って来ましたよ会長。

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と言いつつ別の日にも改めて伺ったところ、〇五式戦兵という名の煎餅が売られていたのでお買い上げ。

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50 山郷あゆみ (新屋酒店)

こちらも酒屋さん。撃破率百二十%の上に見えるのは、同じ月の井さんの「ガルパン 飲み比べセット」。

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51 冷泉麻子 (大洗ホテル)

ガルパンと大洗の関係や思い入れを綴ったブログエントリがはてブで人気エントリになっていたホテル。冷泉さんの名刺まで作られ、名刺交換して頂ける。また、こちらもスタンプラリー企画のポイントの1つになっている。

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私もここのガルパン応援プランを利用して宿泊した。大洗磯前神社と海に近く、改装したばかりの部屋も綺麗で使い心地が良かった。また、特典のモーニングティーを1Fの海に面したラウンジで頂きながら、ホテルの方に東日本大震災当時のお話を伺った。津波による被害の生々しい体験談を聴きつつ、よくここまで復興したものだと改めて感じ入った。現在の大洗の頑張りを見る際に、心のどこかに留めておきたい事だと思った。

52 アリサ (小林楼)

こちらも大洗磯前神社近くの海辺にある旅館。アリサさんの右に西住殿の痛自転車(レンタル)に乗った怪しげな人影が写り込んでいるのは、あまり気にしないで頂きたい。

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53 澤あずさ (いそや)

こちらも地元の海鮮料理屋さん。せっかくなので西住殿の痛自転車とのショット。大洗名物のあんこう汁のシーズンは3月頃までとのことなので、またそのシーズンに訪れてみたい。

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54 西住みほ (シーサイドホテル)

こちらも大洗磯前神社近くの海辺のホテル。そして最後は主人公の西住殿(2パターン目)。こっちでも変なのが写り込んでしもうたが、西住殿の車両ということで気にしない事にする。

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以上、改めてまとめ直してみると54ヶ所というのは結構な数がある(私は1ヶ所逃してしまったが…)。でも大洗の町並みを眺めたり、お店の方々やお客さまたちと交流したりしながら、いろんなお店で買い食いしたり休憩させて頂いたりしていると、あまり疲労は感じずに廻ることができたと思う。

まあ私は前掲のようにレンタサイクルを利用したということもあったと思うけど。というわけで、せっかくなのでガルパン仕様の痛自転車を利用してみるのも、自分の限界を突破してみたいガルパン道新兵の処刑…もとい諸兄にはオススメ。私も今回が痛(自転)車デビューだったのだが、率直なところ思いのほか気持ち良いという感想を抱いたのは、GWの良い天気のおかげだけではないだろう。周りからの「西住殿の車両に乗るとかうらやましけしからん」「もうアイツの嫁で良いよ」というアツい羨望の眼差しが実に心地よかった。(勘違いです)

大洗旅行記その1・ガルパン聖地巡礼支援アプリを使って町めぐりをしてみた。

GWに大洗を訪れた際、スマフォ用の聖地巡礼支援アプリを使用し、その全てのチェックポイントをコンプした。いわゆる聖地巡礼というものを行ったのは私は初めてだったこともあり、このアプリはとても助けになったと思う。以下はその記録。

使用したアプリは、「舞台めぐりβ ガールズ&パンツァー編」(Android用)

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.linknetwork.anitrip

このアプリでは、作品内に登場した大洗の場所から全34ヶ所がチェックポイントとして設定されている。各チェックポイントでは作中での画像も参照しながらカメラを動かすことができ、作品と同じ視点で撮影することができるようになっている。また、「ARモード」を使用すると、私が撮った写真のようにキャラクターを一緒に撮影することができる(チェックポイントごとに登場するキャラは決まっている模様)。また撮影した画像を「投稿」することでチェックインしたことになり、西住みほ殿の特典ボイスを聴くことができるようになる。

なお、私は最初この「投稿」の意味を勘違いしていた(TwitterFacebookに投稿してしまうのだと思っていたが、実際には両SNSでシェアせずにアプリ内のみ投稿することが可能で、かつ非公開化も可)ために、アプリ上ではチェックポイントをフルコンプしたことになっておらず、西住殿のボイスも一部を聴き逃してしまったようだ。残念。

それぞれの写真のタイトルはアプリ内で表示されたものをそのまま流用。アプリでは各チェックポイントの順番は定められていないが、以下では大洗駅を出発点にして概ね近い所を順次訪れた格好になっており(ただし最短コースというわけではない)、各タイトルの頭に付けた番号はこれに基づいている。また、タイトル後ろに()付きで書かれているもの(○○向きなど)も、私が自分用に加えたもの。

以下作品中で実際どのように描かれていたのかは、前掲のアプリから現地を訪れなくても見ることができる。もちろん作品を全て観ながら確認するのも良いと思う。

01 鹿島臨海鉄道

作中では電車がホームに止まっていたが、さすがにそのタイミングを待つ根性はなかった。電車の本数が少なかったので。。。

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02 大洗駅構内

噂の祝優勝の横断幕がかかっています。

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03 大洗駅構内売店

この売店内でガルパンと鹿島臨海鉄道とのコラボ商品を販売している。ただ私が訪れた時は品切れしてしまっているものも多かった。また向かい側にはガルパン関連の資料や声優さんたちの写真やサインなどを展示しているスペースがある。

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04 大洗駅バス乗り場

おばあのお見舞いの帰り、バスに乗った場所。

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05 大洗駅

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06 パンツァーフォー!

大洗駅タクシー乗り場横。優勝後、メンバー全員が円になって西住殿の締めの言葉とともにジャンプしたところ。作品中では少し上から見た構図になっていた。

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07 コインランドリー前

大洗駅から県道106号線に向かう途中。優勝パレード?で通りがかった。

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08 県道106号線(線路向き)

この辺も優勝パレードコース。

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09 県道106号線(海向き)

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10 県道106号線(海寄り)

作品では空からの視点で、道の向こうの海に学園艦が停泊していた。

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11 マリンタワー南交差点付近

この辺から聖グロリアーナ女学院戦の舞台。

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12 アウトレット付近

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13 マリンタワー付近

この右側の港に学園艦が停泊。

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14 マリンタワー展望室から

展望室にはあんこうチーム5人のボードが展示してある。タワー外側に向いアウトレットモール方面を眺めている格好になっているものもあった。

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15 まいわい市場前駐車場

こちらは5人で遊びに来た大洗リゾートアウトレットの入り口にあるお店。地元の土産物を多数取り扱っており、ガルパンにちなんだグッズや飲食物も販売している。

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16 アウトレット2Fから

下の広場に大型モニターが置かれて町民らが観戦していた。

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17 アウトレット

アプリのチェックポイントとしては店の入り口脇のベンチを見ている構図だったが、他のお客さん達がいらっしゃったので、場所を少し外して撮影。

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18 アウトレット2F

ここもお買い物コース。作品では冷泉さんは別行動に移っていたため、他の4人で歩いていた。

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19 アウトレット噴水付近

華さんのお母様&新三郎さんの人力車と遭遇した場所。

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20 カーフェリーポート入口付近

おばあのお見舞いの帰り道、バスが通ったコース。

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21 酒井屋付近

再び聖グロリアーナ女学院戦コース。店頭に飾られているのは、ガルパン街なかかくれんぼ企画のキャラボード。酒井屋さんはおばあのポイントだったが、お店の方が冷泉さんも一緒に置いてあげた模様。かくれんぼ企画の冷泉さんは別の場所にいます。

※追記;冷泉さんのパネルは、元に居た場所から移動して来たようです。別途用意したわけではなく、それぞれのお店の方々による作品世界を意識した遊び要素だそうです。早とちりの思い込みでした。訂正&お詫びします。

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22 金子屋付近

III突が潜んでいた付近で、隊旗が戦車から外され目隠し用に置かれていた辺り。

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23 若見屋交差点付近(店向き)

試合前に警官が通行止めの看板を置いていた場所。

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24 若見屋交差点付近(道路向き)

決着の場付近。左側(八百萬商店さん前)から出てきた敵隊長機にここで一撃を加えた。

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25 若見屋交差点付近(駐車スペース向き)

屋台が出ていた場所。

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26 福本楼付近(道路向き)

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27 魚忠付近

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28 福本楼付近(店向き)

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29 ヤギヤ付近

「戦車道親善試合開催」の横断幕が掲げられていたところ。

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30 大進付近

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31 肴屋本店付近

戦車に突っ込まれた縁起の良い宿として有名。

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32 大洗鳥居下交差点付近

市街戦へと切り替えた直後、神社方面から進んできたコース。

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33 神社付近坂道(鳥居向き)

大洗磯前神社から市街地に向かう通り。正面の「一の鳥居」を抜けて左折すると32のコースに入る。ちなみに大洗磯前神社には他に、海に向いた「二の鳥居」と、海辺の岩の上にある「神磯の鳥居」がある。

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34 神社付近坂道(坂上向き)

33とほぼ同じ場所で、この坂の上に神社社殿がある。作品ではここから大洗女子学園チームの残存車両と追撃する聖グロリアーナ女学院チームとが市街地に向け進行してきた。

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 以上でガルパンの「舞台めぐり」アプリのチェックポイントは全て廻った…ハズ。これらを巡ると、街なかかくれんぼ企画のキャラボードもかなり見ることができる。両方を併せてチェックして行くと、大洗の町の中心部を概ね見ることができ、地元のいろいろな飲食物なども食べ歩いて行くこともできてかなり楽しむことができた。

両方をじっくり確認しながら見て廻りたい場合、所要時間としてまる一日は確保しておきたいところだと思う。特に街なかかくれんぼ企画に参加してらっしゃるお店の方々や地元のお客さま達が、割りと気さくに話しかけてきて下さるので、その気になれば交流の時間が結構生じてくる。それに、時間をたっぷり使った方が飲み食いできる種類も増やせるし。